スリランカへ!

呪われた人生大逆転スピリチャル物語+1万円DVDが無料


1/24(土)福岡「九州ベンチャー大学」第172回 12/21〜25スリランカ

2月は東北行脚・青森・八戸・三沢・岩手・秋田・福島+全国アジアの予定

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◆「そうだ!スリランカ行こう!」と思いついて4日後に現地へ。福岡→香港→スリランカコロンボの機中、なんと!「やずや」経営企画室の天才スリランカ人・ピーター(真ん中)に遭遇。10年前から知ってる唯一のスリランカ人だったが、日もないし、変に気を使わせても迷惑だろう。でも連絡すべきだったかなと心残りだったので遭遇にビックリ。

今はやずや顧問となり、月に1週間の出勤で3週間はスリランカという。ピーターは自費で九州大学経済学部に留学。飲食店やコンビニで働きながら大学院まで出た秀才。卒業前、アジアマンスという福岡市のイベントに出ていたとき、やずや社員に出逢い、紅茶プロジェクトに参画。そのまま「やずや」に入社し、通販の経営企画+データ分析を担当。今回のスリランカ滞在は実質3日で、帰りに時間があればピーターの実家のあるニゴンボを訪れることにした。

◆12/21の夜12時にコロンボの空港に着。タクシーの客引きをかわし、バスでコロンボ市内へ。午前2時を過ぎ、泊まりを探すつもりだったが、疲れてコロンボ駅前の路上で寝る。いや、我ながら大胆というか無防備というか・・。

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空港から市バスで着いた↑コロンボのバスセンターと、市中心部↑コロンボ・フォート駅。空港からずっと観光客や外人とは出逢わない。皆、高級ツアーバスや高級ホテルに泊まるのだ。なぜなら・・この市バスもこの駅でも、今年もテロで死傷事故が毎月?起きている!外務省データ

◆2時間ほどで目が覚め・・近所の定食屋へ。わけわからず、云われるまま+出てきたモノを食う=米粉の麺とピザみたいな主食+カリー!カレーが(辛い)ウマイ!ガンガン食欲が進む。干からびたチキンと魚も。これにペットボトルの水で503ルピー=500円!あきらかに高い!と想ったが、初日からケンカしてもねえと、睡眠不足で戦意喪失。

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◆駅前をブラブラし、朝7時発の鉄道で古都キャンディへ。約3時間の旅。

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一等車と二等車があるが、あえて三等車に。だからかどうか、ここにも観光客+外人は他にいない。だからいいのさ。

気分はTV「世界の車窓から」だ。

が、揺られて寝てばかり。これが中南米やアフリカなら、身ぐるみ剥がされて強盗されていただろう。アジア+仏教徒は素晴らしい。ヒンドゥやイスラムも。キリスト教が一番ヤバイかも。世界制服してきたのはキリスト系ばっか。昔の狂った日本は・・あれは仏教ではないな。天皇神道軍部教か。シランがね。どうでもイイ。何かにすがるのはスカン。が、貧困や悩める人や国には宗教は民意コントロールに使えるみたいだ。

スリランカの中央部で標高300Mの古都「キャンディへ。中心部は喧噪。

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ガイドブックの安宿を探している時、場所を聞いた人が「私が働いているお寺は一泊200円です。よければどうぞ」と客引きではない親切さに着いていったら大正解!

 

 

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シャワーと洗濯し、睡眠不足と疲労で3時間寝る。

◆夕方、目が覚めて市内散策。キャンディ市は古都で趣がある。

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さらに、ピーターから「仏歯寺は超オススメ」と聞いたお寺へ。その名の通り、仏陀の歯を祭っている「仏歯寺」へ。紀元前500年頃の仏陀の火葬から持ち去られ、4世紀頃にインドから来た王子が髪の毛に隠してセイロンへ奉納。都が移るたびに移転され、今はこの寺にあるという。証拠はあるのか?ないだろう。

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たぶん、ウソだと想うのだが(宗教系の作り話)、日本よりも遙かに信心深い?仏教徒の国では、特に貧しい国では、すがるモノがいるのだ。が、ここも観光客が少ない。なぜなら、あとで知ったが、ここも10年前にテロがあり、観光客ら約30人が死んでいる。通りで入り口のチェックが厳しかった。

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内紛テロ=インド北部から来た7割の仏教シンハラ人と、南部からの2割ヒンドゥ・タミル人。人種や宗教の違いは大きいのか。が、元は皆インド人。インド=ヒンドゥなので、仏陀を崇拝する図式は違和感があるね。

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◆この三輪バイクオーナーはまだ若いが、英語もドイツ語もペラペラ。「どこで覚えた?」「あなたのような観光客との会話で。学校なんか通ってないさ」。スゴイね。生きるため=観光客との会話のためだ。が、「欧米人は多いが日本人は少ないよ」。元はポルトガル→オランダ→イギリスの占領だったからか。

 

◆町中にヒンドゥ教?のお寺が。入り口から覗くと、受付の男2人が「どうぞどうぞ。入りなさい」と、積極的な親切。ここで気づくべきだったが・・・

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中の仏陀やヒンドゥの壁画や仏像やシバやガネーシャの像に魅せられ・・・本来はこういうのは興味もないくせに・・・こういう異国に来るとなぜか感動感激してしまう・・にわか信者になってしまい・・・

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たぶん、ここはヒンドゥがメインだ。ヒンドゥ=タミル=過激派?この中庭の乞食風女性の呪術的な言動も雰囲気をカモしだし・・俺はカモになっていく・・。

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で、気づくと個室に招き入れられ・・威厳のある僧侶と案内人が俺のために厳か?な儀式を始め・・・糸で巧みに匠のような手首飾りを創り・・・ノートを取りだしてここにサインを・・・と見ると、英語で観光客?が名前と住所と寄付2000ルピーと書いてあり・・・皆も払っているんだ。ここで払わねば呪われるぞ・・みたいな形相になり・・あーしまった!!と想いながら・・さあどうすると精神的に追い込まれ・・本当なら怒って出てもいいのだが・・・500ルピーで勘弁して貰おうと払い・・・これでもいいかとなぜか聞いてしまい・・・「コイツは500ルピーだがその価値にあったご加護を・・・」みたいな呪文を唱えられ・・・払ってしまった・・

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で、あとでガイドブックを見ると、まったく同じ「あそこのヒンドゥ寺院のドネーション・寄付強要行為には注意!」と書かれていて・・・読んではいたが全く忘れていた。アホ。なんというか、俺はこういうのに弱い。完全な騙し+詐欺なのだが・・・。いつの日か、この寺院を破壊テロしてやる。仕返しだ。

が、悪徳商法系で払ってしまう人の弱い心理状態も同じだな。親切され断りきれないと云うか・・・

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◆露店で大人気だったマメの惣菜?これは20ルピーと良心的。

 

 

1◆晩飯はフラッと入った大衆定食屋で。客は現地人ばかりなので大丈夫だろうと。

この芋オムレツ+カリーみたいなのは当たり!美味かった!コーラ+チャイ含め、全部で123ルピー=円。やっぱ、朝の503ルピーは完全にボッタくられたな。たぶん。

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ビールが飲みたかったのでバーへ。どうもアルコールと通常の食事は別々みたい。ビールは大瓶200ルピー。この2人が気軽に親しく話してきて、また詐欺師かと想ったが、単なる陽気なスリランカ人。大半の人は非常にイイ。

 

 

◆泊まった仏教系宿泊施設。珍しく日本人(右)が。35歳で世界一周中。アフリカ以外を廻ってきている。日本で派遣社員を永くやり、直近ではトヨタ系日本デンソーで3年間働き700万円を貯めて今回の旅。「日本の元同僚とスカイプで話すと、もう職がないと云うんです」。イイじゃないか。人生は一度。ツマランリーマン生活よりは相当マシだ。と想うしかない。もはやまともな道は歩めない。もっとはみ出せ!海外の途上国で世界人として生きろ!この人からもらった大前研一の文庫本「やりたいことは全部やれ!」が面白かった。大前さんは強烈な体育会系なのね。成功パターンの一つだ。

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キャンディの朝。素晴らしい眺めだ。今日は世界遺産「シギリヤロック」へ。

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で、市バスで行く途中・・・運転がどれも超乱暴で・・・追い越しが凄いんだなこれが。日本ならヤバイが大丈夫か?大丈夫さと想っていたら・・・突然、ガタガタバリバリ・・・。乗っていたバスが事故に・・・。このバスが前のバスを追い越そうと反対車線に出たら、さらにこのバスを追い越そうとしていたトラックが路肩のガードレールとバスに挟まれ・・・乗ってる車が事故に遭うのは産まれて初めての経験=現地人は皆外に出て騒いでいたが・・・なぜか一番平然としていたのはこの私。

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日本なら大騒ぎで警察と救急車が来て・・・。幸い、相手方もケガはないようで・・。これはこのまま運行になるだろうと、他の乗客は降りて他のバスを探していたが、俺は「このバスはしばらくして運行継続するはずだ」となぜか楽観的で・・案の定、事故も「知るか!」と、警察も来ないし・・10分後に再び運行。この程度は事故ではないのさ。

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◆で、ついに来た世界遺産・シギリヤロック。

1500年前、権力争いで実の父を殺した「狂気の王」がこの岩の上に宮殿を。

これはスゴかった。

詳細はまたあとで。旅のアルバム