迷うのが普通

以下は、悩めるある1人の方に向けて書きました。真情を吐露していただき、感謝しています。私らエセコンサルの役目の一つは、忙しい経営者に代わって、その人に必要であろうと思われる情報を引っ張ってくること。情報収集+選択+提示もコンサルの仕事だと思うのです。



仕事は楽しいかね?
以前、本屋で手に取ったが、パラパラめくっただけで終わっていたが、ランチェスター経営・山下さんのブログのコメントで気になり、レビューを観て多くの気付きを得た。



従来の成功哲学を随所で否定し、「目標設定などしなくていい」と、ホッとするような言葉が多い。が、思うに、これは目標設定以前の、夢も希望もない、何をしたらいいかわからない、迷っている人向けにはいいかも。



平均97%の人は、自分の夢がわからないから。が、日々、同じコトだけでは変わらない。閉じこもり、何もしなければ、変わるはずがない。とりあえず、今日は昨日と違う試みにチャレンジしよう。



時系列で考えよう。まずは朝だ。試み=朝7時起きを6時半に。ブスッと起きる→笑顔・お早うと言う・仏壇拝む・腕立て伏せする・その30分で本を読む・元気出るDVDやCD聞く・見る・家か会社の前の掃除をしてみる・歩く道を変える・朝会に出てみる・営業リストを変える・ブログを始める・日々会う人を変える・勉強会や交流会に出る・お客への電話の声のトーンを変える・髪型や服装を変える・対話の時に笑顔+頷く・質問する・面会後はハガキを出してみる・人物伝を読む(人生・経営事例を知る)・・・・以上、栢野の思いつき殴り書きでした。



(ただ、手前味噌だが、小企業経営者・自営業の前提は弱者の戦略
と思う)



以下はレビュー
より抜粋。



出張の帰りに、大雪のため一昼夜空港のロビーに足止めされた「私」。そこで出会ったある老人に、つい仕事で鬱積(うっせき)した感情をぶつけてしまう。老人は実は、企業トップがアドバイスをほしがるほどの高名な実業家。その含蓄ある言葉に「私」はしだいに仕事観を揺さぶられていく。



本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見いだしていく物語である。それは、唐突に繰り出される老人の言葉とそれを問いただす「私」の会話で展開していく。たとえば老人は「目標を立てるな」という。「私」は、目標がなければ進歩の度合いが測れず、軌道修正もできないと反論する。しかし老人は、斬新なアイデアや商品がなぜ誕生したかを説き明かし、それらが目前の課題に集中した結果であることを指摘。また、世の中は自分が目標を達成するまで待ってはくれないとも言う。そして「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「明日は今日と違う自分になる、だよ」などのアドバイスをおくる。



試すこと、日々変化が必要であること、偶然を見落としていること…。本書のこうしたメッセージは特別なものではないが、それを痛切に感じさせる語り口が独特である。「多くの人は他人を凌駕する人材になろうとしているけど、それを他人と同じような人間になることで達成しようとしている」(他人の真似するな)などは、自分を振り返らせるのに十分である。



熊本のある老舗のラーメン店がテレビで紹介されていた。馴染みのお客さんがインタビューに答えて「はい、昔から味が変わらないのでもう何十年も通っています」。当の主人いわく「毎日、工夫して味を変えてきています。だからお客様は、変わらない味だと言って通ってきていただけるのです」。翻って、先日昔よく通ったラーメン店に行ったら味が変わっておらず懐かしかった。しかし、かつては繁盛していたのに店はガラガラだった。「本当に」味が変わっていなかったのである。



私の座右の銘である「日々新たなり」は「荀日新、日日新、又日新」(大学)から引用したのであるが、ある意味、そこからの発展形として伝承しているユニ・チャームのDNA(遺伝子)の1つに“変化価値論”というのがある。社員一人ひとりの思考や行動が変化した分だけ、企業に付加価値をもたらすという考え方である。それらを実に様々な教訓と実例を交えて理解を深めさせてくれ、動機づけしてくれるのが本書である。<ユニチャーム・高原会長>



老人マックスは成功哲学では常識とされている事柄にいとも簡単に×印を付け、それらの代わりに『試して見るところに失敗はない』と提案ました。そして、彼が今まで立てた唯一の目標は『明日は今日とは違う自分になる』と言うものでした。私はこの考えにひどく惹かれ、自分もやってみようと、その日から自分に出来る範囲で「私の日常」を変える事に色々挑戦してきました。 いろいろ変えていくうちに、生活習慣や、考え方まで変わってきました。 そして、今の感想は、「毎日が楽しい」です。



自己啓発書を読むと、「目標を設定しろ」「毎日目標に向かってこつこつやれ」「5年後の自分の姿をありありとイメージしろ」などと決まった文言が出てくる。しかし、この話に出てくる大発明家マックスはそれらに大きな赤いバツをつける。明日どうなるのかのイメージも沸かない人間が5年後のイメージを持てるだろうか。明日達成するべきことが何なのか知らない人間が目標など設定できるのだろうか。現実の人生の中で大発明家マックスが真理と考えているのはただ一つ、明日何らかの変化を起せれば、それは100%の確立ではないが、必ず将来は違った自分に辿りつく、ということだ。



「試す」ことの価値を改めて説く。すなわち、失敗の擬似を沢山創ることでそのなかから成功するシーズ、失敗からの学びを得ようと説くのだ。曰く「試してみることに失敗はない」、「遊び感覚で色々やって成り行きを見守る」と言う。そして、なにより、仕事に身を投じるなかで楽しみを感じ続けるために、如何に「試してみる」ことが大切かを切々と語りかけてくる。「人生とはくだらないことがひとつふたつと続いていくのではない。ひとつのくだらないことが何度も繰り返されていくのだ」、「明日は今日と違う自分になる」と言う。新しい自分を試してみないことには、ツマラナイという負の連鎖から抜け出せないということなのだろう。





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